声を出さないボイトレ7選|自宅で静かにできる練習方法

ボイトレ
<span class="bold">コエ</span>
コエ

こんにちは、ボイストレーナー歴11年のコエです

これまでに初心者からプロの方まで10,000以上のレッスンを行ってきました♩

私のプロフィールはこちらからどうぞ。

自宅でボイトレをしたいけれど、大きな声が出せなくて悩んでいませんか?

「家族がいるから恥ずかしい」「ご近所に迷惑をかけたくない」

そんな理由で歌の練習を思いっきり、できない方は多いと思います。

そんなあなたのために、こちらの記事では声を出さずにできるボイトレをご紹介します。

今回の記事でわかること
・声を出さないボイストレーニング
・ボイトレの効果を高めるコツ

自宅でも静かに、歌声の基礎をしっかり鍛えることができるボイトレです♩

ぜひ実践してみてくださいね!

声を出さないボイトレ7選

歌唱力を高めるために必要な筋肉や、表現力を鍛えることができるトレーニング方法を7つご紹介します。

ぜひ順番にお試しください♩

1.呼吸トレーニング

歌唱力を高めるためには、呼吸のコントロールがとても重要です。

腹式呼吸には、声の安定感や持続力を大きく向上させる効果があります。

腹式呼吸・・・息を吐くとお腹がしぼみ、吸うとお腹が膨らむ呼吸法

自分の呼吸を意識しながら、腹式呼吸を繰り返し練習していくことで、発声時に必要な息の量や安定感を自然に習得することができます。

ロングブレス

①5拍で伸ばして息を吐き、3拍で吸います。

②2周繰り返します。

<strong>コエ</strong>
コエ

テンポを変えたい場合には、右端の三つに並んだ点々を押して、再生速度を変えてくださいね◎

ショートブレス

①7拍で短く切って息を吐き、1拍で吸います。

短く切っているときは、途中で息を吸わないようにしましょう。

③2周繰り返します。

<strong>コエ</strong>
コエ

慣れてきたら、拍数やテンポを変えて、トレーニングしてみてくださいね♩

「上手く腹式呼吸ができない〜」という方はこちらの記事を参考にしてください。

【腹式呼吸で歌うメリットとは?|やり方と練習方法を解説】

2.無音リップロール

リップ

リップロールは軽く閉じた唇に、息を当てることで、唇を震わせるトレーニングです。

喉や発声器官をリラックスさせ、声帯にかかる負担を軽減する効果があります。

本来のリップロールは声を出して行うものですが、こちらでは音を出さない「無音リップロール」をご紹介。

その名の通り、声を出さずに息のみで唇を振動させるリップロールです。

①無音リップロールを10秒×3セット(吐く息の強さは均等に!)
②歌えるようになりたい曲のメロディーをなぞって無音リップロールをする

安定した呼吸と喉を開く感覚が身につき、喉に優しい発声を目指すことができます。

「上手くリップロールができない〜」という方はこちらの記事を参考にしてください。

【リップロールができない、続かない原因|練習方法とコツ】

3.無音タングトリル

タングトリルとは、上顎に舌をつけて息を吐き、舌先を震わせるトレーニングです。

効果はリップロールととても似ていますが、タングトリルの方が、より舌の柔軟性を高めるためのトレーニングに適しているといえます。

①無音タングトリルを10秒×3セット(吐く息の強さは均等に!)
②歌えるようになりたい曲のメロディーをなぞって無音タングトリルをする

「上手くタングトリルができない〜」という方はこちらの記事を参考にしてください。

【タングトリルができない、続かない原因|練習方法とコツ】

4.表情筋トレーニング

表情筋とは目・鼻・口・頬・額・眉など、様々な顔のパーツを動かすための、表情をつくっている筋肉です。

表情筋と声は大きく影響していて、柔軟に動かせるようになると、歌声の表現力が高まります。

あ・い・う・え・お体操

あいうえお

「あ・い・う・え・お」の表情をオーバーに作り、体操します。

それぞれの、発音の表情の時に意識することは、以下の通りです。

あ・え・い

あえい

顔の上半分の筋肉を使って、口を大きく開けるよう意識してみてください。

頬(目の下あたり)は、高くキープ。

<strong>コエ</strong>
コエ

上の歯がたくさん見えるように、口角を持ち上げましょう♩

う・お

うお

「う」は唇をすぼめて、前に突きだします。

頬の横側も前に出すようなイメージです。

そのまま、「お」で縦に大きく口を開きます。

<strong>コエ</strong>
コエ

唇だけじゃなくて、頬から前に〜!

そのほかの表情筋トレーニングは、こちらの記事でもご紹介しています。

【自宅でできるボイトレ|表情筋トレーニングの効果とやり方】

5.舌トレーニング

舌のほとんどは筋肉でできています。

舌を鍛えることで、喉が開きやすくなったり、滑舌が良くなったりと、さまざまな効果があります。

舌まわし・ぐるぐる

舌まわし体操
①唇を閉じます。
②舌先を唇と歯の間に入れて、歯茎をなぞるように、時計まわりに大きく10周まわします。
③逆まわしもします。
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コエ

早く回すことよりも、まずは大きく回すことがポイント!

そのほかの舌トレーニングは、こちらの記事でもご紹介しています。

【自宅でできるボイトレ|舌トレの効果とやり方】

6.喉開けトレーニング

喉を開いて歌うと、声に響きが生まれ、体の無駄な力みを軽減させることができます。

また、音域を広げたり、声量を上げる効果も期待できます。

・「あ」の口の形で、あくびをしている時の状態を10秒キープ
・母音「い」「う」「え」「お」でも同じことをする

「喉を開く感覚」について、もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

【喉締めを改善する方法|声帯閉鎖との違い・喉を開いて歌う感覚とは?】

7.リズムトレーニング

リズム感を養うことで、伴奏と歌とのタイミングがピッタリ合うようになります。

自然な強弱もつけられるようになり、聞いてる人が心地よいグルーヴ(音楽のノリ)が歌声で表現できます。

また、リズムを感じて歌えるようになると、呼吸のリズムも生まれるため、声が出しやすくなります。

1. メトロノームアプリを使い、好きなテンポを設定する。
2. メトロノームに合わせて手拍子を打つ。
3. 手拍子をしながら、足でも軽くリズムをとる。
4. 徐々にテンポを変えながら練習し、柔軟なリズム感を身につける。

最初はゆっくりのテンポ(♩=60くらい)からはじめて、徐々に速くしていきましょう。

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コエ

音楽を聴きながらリズムを取る習慣をつけるのも効果的です♩

声を出さないボイトレの効果を高めるコツ

ボイトレは、正しく取り組むことでより効果を発揮します。

ここでは、トレーニングの質を上げるためのポイントをご紹介します。

1.毎日少しずつ継続する

成長

ボイトレは、短時間でも日々続けることが重要です。

発声に関わる筋肉や呼吸のコントロール力は、継続することで徐々に鍛えられます。

ポイント
• 1回のトレーニングは5〜10分でもOK
• 「ながら練習」でも良いので習慣化する
• 無理なく続けられるメニューを選ぶ

継続のコツは、トイレにいる時、お風呂にいる時・・・など。

「〇〇をしている時には絶対やる!」とルールを決めることで、習慣化しやすくなります!

2.鏡を使って口や舌の動きをチェックする

鏡を使うことで、自分のフォームを視覚的に確認できます。

口が開いてない、舌が変な形になっている、体が力んでいる・・・など。

自分のイメージよりも、からだをコントロールできていないことは、よくあることです。

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コエ

トレーニングは全身鏡がおすすめです♩

まとめ

声を出さずとも、呼吸や発声に必要な筋肉を鍛えたり、リズム感を養ったりすることはできます。

今回ご紹介したトレーニングを日々の習慣として、取り入れることで、発声がスムーズになり、歌唱力の向上につながるでしょう。

大切なのは、正しい方法で継続すること

無理なく毎日少しずつ取り組むことで、確実に効果は現れます。

「自分のトレーニング方法が合っているのか分からない」

「もっと効率的に上達したい」

そんな方は、ぜひ一度、レッスンにお越しください♩

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コエ

今のあなたにぴったりなアドバイスをお伝えし、自信を持って歌えるようお手伝いします。

ボイトレのメリット
・自分では気付かなかった課題や改善点を見つけることができる
・正しい歌唱テクニックや呼吸法を学ぶことができる
・自分の目標やニーズに合わせたトレーニングを受けることができる
・定期的にフィードバックを受けることで、トレーニングのモチベーションを維持することができる

お気軽にご相談くださいね!

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