こんにちは、ボイストレーナーのコエです♩指導歴𝟏𝟎年。これまでに初心者からプロまで𝟒𝟎𝟎人以上の方のレッスンを担当してきました。私のプロフィールはこちらからどうぞ。
こちらの記事では、自宅で出来るボイトレ【舌トレ】について解説します。
・舌トレのメリット
・舌トレのやり方
練習方法やコツも後述していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
舌の役割について
舌には3つの重要な働きがあります。
- 咀嚼・嚥下機能・・・食べ物を取り込む・飲み込むための機能
- 味覚機能・・・食べ物の味を感じるための機能
- 構音機能・・・発音するための機能
美味しく食べたり、楽しく会話したり歌ったりするためには、舌の働きがとても大切!
そして、舌のほとんどは筋肉でできています◎
舌はトレーニングをすることで、筋力や柔軟性を高めることができます。
舌トレの効果
舌のトレーニングをすることで、期待できる3つの効果をご紹介します。
①滑舌が良くなる
私たちは、舌のポジション・動きを変えることで、様々な発音で話したり歌うことができます。
舌を素早く柔軟に動かせるようになると、滑舌は良くなります。
「伝わりやすさ」がアップ!
②声の響きが良くなる
適切なポジションに舌を置けるようになると、声の通り道が広がり、声の響きが良くなります。
声の響きが良くなると、高い音・低い音も出しやすくなります。
音程とリズムが安定する◎
喉も痛めづらい!
③健康と美容に良い
舌を鍛えると、呼吸がしやすくなったり、食事の時にも食べたり飲みこんだりしやすくなります。
また、いびきを改善する効果や、顔のむくみが解消されるなどの効果もあります◎
舌トレは健康と美容にも良いと言えます。
「歌」はカラダが資本◎
元気があれば何でも出来る!
舌トレーニング・やり方
舌のトレーニングを5つご紹介します。
どれも簡単にできるものばかりなので、鏡でチェックしながら、ぜひお試しください。
①舌出し・べー
①口を開いて舌を長く外に出して10秒キープします。
②10秒休憩します。
③2回繰り返します。
恥ずかしさを捨てて、思い切り、舌を長〜〜〜〜〜〜く出してね♩
②舌まわし・ぐるぐる
①唇を閉じます。
②舌先を唇と歯の間に入れて、歯茎をなぞるように、時計まわりに大きく10周まわします。
③逆まわしもします。
早く回すことよりも、まずは大きく回すことがポイント!
③舌で頬をトントン
①唇を閉じます。
②舌で口の中から両頬を左右交互に10回、叩きます。
③2回繰り返します。
口の中から、頬のお肉を押し出そう〜!
④舌あげ
①口を縦に開きます。
②舌先を上顎につけ、10秒キープします。
③10秒、休憩します。
④2回繰り返します。
口を縦に大きく開けるほど、負荷を上げられるよ〜!
⑤唇押し
①唇を舌先で押し、10秒キープします。
②10秒休憩します。
③2回繰り返します。
地味だけど、地味に効く!!
舌トレで美声と健康を手に入れる!
舌トレーニングをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
ぜひ無理のない範囲で継続してみてくださいね。
また、そのほかの舌を鍛えるための方法として、タングトリルもおすすめです。
今回ご紹介したトレーニングに比べて、少しコツが入りますが、効率的に舌・声を鍛えることができる方法の一つです◎
ぜひ一度お試しください。
タングトリルのやり方は以下の記事をご参考くださいね。