「独学で歌は上手くなるの?」
「独学で歌を練習しているけど上達しない」
こんな疑問やお悩みをお持ちの方は必見!
こちらの記事では、歌を上達させるために重要な5つのポイントをご紹介させていただきます。
・歌は独学でも上達するのか
・独学の場合のデメリット
・独学が向いている人の特徴
「どんな方が独学でも成果を出せるのか」ということも合わせて解説します。
なお、具体的な練習の手順を知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね♩
ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてください◎
ポイント①発声の基礎を身につける
歌を上達させる上で重要なポイントの1つ目は、発声の基礎トレーニングです。
基礎トレーニングは、歌唱力の土台を作り、歌声の安定感やコントロールを向上させるためにとても重要です。
特に以下のことを、バランスよく鍛えることができると歌の上達スピードがアップします◎
呼吸の安定・声の響きを良くする
発声の基本として「呼吸法」「声の響き」をバランスよく鍛えることが大切です。
この2つを鍛えるトレーニングは無数に存在しますが、まずは代表的なボイストレーニングの腹式呼吸・リップロール・ハミングをおすすめします。
それぞれの練習方法や効果については、以下の記事を参考にしてくださいね。
◎腹式呼吸→「腹式呼吸で歌うメリットとは|やり方と練習方法を解説」
◎リップロール→「リップロールができない・続かない原因|練習のメリットとやり方を解説」
◎ハミング→「ハミングの効果とは|歌い方とコツを解説」
また、声の響きをよくする上で欠かせないのが、「喉を開く」感覚を身につけることです。
以下の記事を参考にしてください♩
◎喉開け「喉を開く方法とコツ|“喉締め”発声を改善して歌唱力アップ!」
滑舌を鍛える
あらゆる音楽表現の中で、音楽と同時に歌詞を伝えることができるのは歌だけです。
素敵な歌詞の曲を歌っていても、滑舌や発音が悪い場合には、言葉の意味や歌の魅力が十分に伝わりません。
つまり、滑舌や発音が悪いのは、めっちゃもったいない!
口の開きや、舌の動きをみなおし、母音・子音それぞれの発音が、明瞭に聞こえるようになることを目指しましょう。
補足ですが、敢えて発音に特徴を持たせたり、ボソボソと歌うようなテクニックもあります。
そういったことも含めて発音と滑舌のコントロールは歌唱において、とても重要な役割を果たしています。
ポイント②練習曲の選択方法
歌を上達させる上で重要なポイントの2つ目は、選曲についてです。
練習曲を選ぶ際には、自分の興味や好みに合った曲を選びながら、幅広いジャンルやスタイルに挑戦することで、歌唱力の向上が期待できます。
色々な曲にチャレンジすることで自分にとっての得意なジャンル・苦手なジャンル・声の強みなどもわかってきます!
また、自分の声域に合わせて曲のキーを変えられると良いでしょう。
男女では、声域が変わるので、異性の曲を歌う場合には以下のキーを参考にしてみてくださいね。
・女性が男性曲を歌う場合・・・原曲より半音3〜5つ上げる
※あくまで目安なので、歌いやすさや声の伸び具合を考慮して、最適なキーを見つけてください。
ポイント③セルフチェック
歌を上達させる上で重要なポイントの3つ目は、セルフチェックをすることです。
自分の歌唱やパフォーマンスを客観的に確認することで、改善点を見つけることができます。
以下2つの方法は、練習する上での必須項目です。
鏡を見て練習する
私のレッスンでは基本的に、全身鏡で表情・姿勢などをチェックしながら、歌っていただきます。
鏡を見ながら歌っていただくことで、
自分ってこんなに姿勢が悪かったんですね!
と驚かれる方も多いです。
力みをなくし、自然で魅力的なパフォーマンスを目指しましょう。
録音して自分の歌声を聴く
体の構造上、実際に周りの人に聴こえてる自分の声と、自分が聴いている声とでは必ずギャップがあります。
録音することで、自分の声を客観的に聴くことができます。
また、録音は自分の歌声を記録することにもなります。
過去の録音した歌を聴くことで、歌唱力の成長を実感することもできますよ♩
ポイント④継続すること
歌を上達させる上で重要なポイントの4つ目は、「練習を続けること」です。
他の分野にも共通していることですが、目標達成する上で大切なマインドは、継続することです。
辛いことばかりだと途中でやめたくなるかもしれませんが、「楽しむこと」「好きになること」ができれば、自然と続けられますし練習時間も増えるでしょう。
短期間の練習では効果が出にくいため、定期的に練習を行い、地道に取り組むことが重要!
また、途中で挫折せずに続けることで、自信や実力の向上を実感できます。
ポイント⑤フィードバックを受ける機会をつくる
歌を上達させる上で重要なポイントの5つ目は、自分以外の誰かに感想や評価をもらうことです。
独学での練習の場合でも、第三者からのフィードバックの機会をつくることは、とても大切です。
歌唱の録音を友人や家族に聴いてもらったり、SNSやオンラインのコミュニティなどで意見を交換したりすることで、新たな視点やアドバイスを得ることができます。
このアーティストの曲はよく褒められるから、自分にあっているのかも!
などなど、新しい発見があるかもしれません。
なお!ボイストレーニングのレッスンでは定期的にこの機会を持つことができます。
プロの指導者は、あなたの歌唱力の強みや弱みを正確に把握し、最適なアプローチを提供してくれます。
具体的なアドバイスや、良くなった部分を知らせてくれる人がいると、モチベーションが維持できますよ♩
独学でも上手くなる?デメリットは?
個人的には、独学であっても正しいアプローチと地道な努力を重ねることができれば、確実に歌唱力を高めることができると考えています。
しかしながら、独学には以下のデメリットがあります。
・練習へのモチベーションの維持が難しい
・無理な練習方法による喉を痛めるリスク
ボイストレーナーの立場としては
レッスンの受講がおすすめです!!!!
ということは、お伝えさせていただきたいです。
もともと独学で練習されていた方が、私のレッスンを受講してくださった時に
もっと早くレッスンを受けていればよかった〜
という言葉をいただくことは少なくありません。
同じ結果を導き出すために、レッスンは費用がかかりますが、独学は時間がかかるということが、私の見解です。
また、喉を痛めた場合には、病院での治療が必要になるケースも。。。
「どうしても独学がいいんだ〜」というやむを得ない事情がある場合以外は、レッスンを受講することを強くおすすめします!
まとめ・独学が向いてる人の特徴
「独学で歌を上達させるための方法」と「独学の場合のデメリット」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
ここまでお伝えしてきたことを踏まえて、独学が向いている人の特徴を最後にご紹介します。
ぜひ、判断材料の一つにしてください♩
・壁にぶつかった時に、自分で解決方法を考えて、新しいアプローチができる
・客観的に自分の歌声を聴き、研究できる
・感想や評価をくれる人が周りにいる
自己流で学び歌声を磨き上げることも、プロの指導を受けることも、成功の道となり得ます。
あなたが自分に合った方法を選択し、理想とする歌声に近づけますように。
応援しています!
発声・歌唱力を上げるための近道
coeのボイストレーニングは、あなたの課題にピッタリのメニューを提案させていただく、オーダメイドレッスンとなっています。
「わかりやすく・楽しく・丁寧に」をモットーに。
大手ボーカルスクールやアーティスト育成スクールで培った10年の指導経験を活かし、あなたの声と歌磨きを全力でサポートします。
あなたの個性やお気持ちを尊重する、対話重視のレッスンです。
お一人お一人の個性と目標を大切にしながら、成長の実感を持っていただけるようにレッスンします♩
- 人前で話したり歌う機会がある
- 歌や声にコンプレックスや悩みがあるので克服したい
- カラオケや歌うことが大好きなので、もっと上手になりたい
どれが一つでも当てはまった方は是非一度、体験レッスンを受講くださいね。
オンラインレッスン、出張レッスンにて受付中です。
スケジュールや、毎月のレッスン回数なども、ご希望にあわせて柔軟に対応させていただきます。
歌について、お困りごとがあった場合にも、スクールを介さず、LINEで気軽に直接ご相談いただけることも、魅力の一つかと思います♩